2月25日(入院24日目)「同志」

朝方、廊下の方から「他の入院患者さん(70歳くらいの男性)」と「看護師さん」の声が私の部屋まで聞こえてきた。

会話から察するに、その男性は尿管に管が入っているがトイレに行き普通に尿をしたい。


看護師さんは「管が入っているからできないし、危ないから部屋に戻りましょう」と優しく諭している。

その男性がポツリと「もう嫌だ。早く退院したい・・・」と言ったのが聞こえてきた。

そうですよね、わかりますよ。その気持ち・・・

自分が入院するまで、闘病生活がそこまでキツイとかそんな気持ちはわからなかった。

特に、ここ数日は放射線の副作用で喉も痛く味覚もないからキツさも増してきている。

だからこの男性の言葉を聞いて涙が出てきた。わかります、つらいですよね。

愚痴も言いたくなるでしょう、言って良いと思います。

でも頑張って治していきましょう。

どんな人かは知らないけれど、同志だと勝手に思っています。

一緒に頑張って元気になって帰っていきましょう。

さて、昨日からかなり喉の痛みも強くなってきたので、痛み止めの薬を増やして頂いた。

何もしていなければ平気だが、唾を飲み込むと激痛が走る。

飲み込む前に、肩にグッと力が入り緊張する。

飲み込むのに意気込まないとならない。それくらい痛いし怖い。

食事も全部食べるのは大変だが、でも絶対に治したいので時間を掛けて食べれるとこまで頑張る。

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