3月1日(入院28日目)「人は一人では生きていけない」

入院期間

喉の痛みが増してきた

一昨日くらいから、喉の痛みで夜に3、4回は目覚めてしまうようになった。

主治医のI先生に相談し、薬の種類を変更や追加してもらい痛みに耐えられるようにしてもらった。

いよいよ、放射線の影響が強くなってきたのである。ちなみに自分で鏡で見てみると、喉のあたりの粘膜は焼けただれて真っ白になっている・・・

普通にしている分には皮膚も喉もそれほどの痛みは無いが、唾や食べ物を飲み込む時の痛みに我慢ができなくなってきた。

ここの医療スタッフの方たちの対応が本当に有難いのは、こちらの要望を聞いて各部門で情報を連携し早めに対応してくれること。

今回も、主治医の耳鼻科⇒緩和ケアチーム⇒調剤部門とすぐに情報共有してくれ、それぞれが説明に来てくれた。

家族、そして仲間や友人の有難さ

また、昨日、本日とそれぞれ仕事仲間がお見舞いにきてくれた。

今回の入院で本当に感じたのは、人の優しさが自分のエネルギーとなるということ。しみじみ感じる。

あと「自分の弱さも含めて全部さらけ出して一緒に治療を乗り切ってもらう存在」の大切さに改めて気付きました。

友人や仲間も物凄く大切です。
でもそれ以上に運命共同体といえるような存在の人の大切さを感じました。
それが僕の場合はパートナーさんでした。

幸い、今のパートナーには辛いことなど含め自分の気持ちを嘘偽りなくお話しできて助かっています

人は一人では生きていけない。生きていきにくい。
家族や友人、仲間とか色んな人と助け合って生きている。
入院してそれをとても実感しています。

今の世の中は子供はいらないだったり、生涯独身でいたいという人も増えてきていますね。
もちろん、価値観は人それぞれだし、どんな生き方もメリットデメリットはあると思います。

ただ、今回の闘病や入院、命の危険を体験した時に、パートナーや家族という共同体に対しての頼もしさというのを改めて感じました。

闘病は団体総合戦です。

こういうのは、若い人にも一回真剣に考えてもらうと良いだろうなと思いました。
真剣に考えた上でそれで生涯一人で生きていくと決断するのは全然OKだと思うんです。
でも何となくで年齢を重ねて、欲しいものに手を伸ばしたらもう手が届かなかったという人も結構お見掛けするもので・・・

病気というのも体に必要な休養だったのかも。
また体と心を整えて人生を謳歌していこう!

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