4月8日(入院66日目)「卒業」

入院期間
感慨深い

2月2日より開始した入院生活。今日でやっと退院できる。

↑朝5時

↑朝5時30分

この窓からの景色も見納め。ちょっと寂しい気持ちもある。

病室の窓は、毎日見る唯一の景色といって良い所なので、景観が良い部屋で本当に助かった(厳密に言えば、エレベーターホールからも外は見えたけどそこはあんまり景色は良くなかったので)

そして、2ヵ月間お世話になった病室

もう2ヵ月っていうと、住んでいたと言って差支えないくらい。

そして、元々生活していた自分の家の部屋とかも若干忘れかけている。

それくらい長い期間お世話になっていたんですよね。

感謝

本当に入院生活は長かったです。

元気な時もありましたが、やはり辛かったり精神的に大変な想いの時もありました。

そんな時に色んな人に助けて頂きました。

一番は今回の闘病を自分事のように一緒に考えてくれ精神的な支えとなってくれたパートナー。

そして家族たち。

友人や仕事の仲間、お客様たち。

あと、本当に毎日懸命に治療と看護をしてくださった病院の従事者の皆様。

本当に一人では戦えなかったです。心より感謝申し上げます。

言葉の力

今回、途中までコロナ禍で面会自体が無理だったり、
あと面会再開許可が出たあとも、私自身は免疫力低下の可能性もあったのでリアル面会は途中から極力なしに致しました。(親族以外)

そうすると、友人やお客様などとは基本電話やSNSなどを通じてのみコミュニケーションをとる事となりました。

そこで本当に感じたのは「言葉の持つ力」の大きさです。

友人達が掛けてくれる応援や激励、気遣いの言葉などでどれだけの勇気やエネルギーをもらえたことか。

自分の帰りを待ってくれている人がいるというだけで本当に治療の励みになりました。

2カ月ぶりの娑婆

午前中にパートナーに迎えに来てもらって

医師や看護師さん達にお礼を述べ(土曜なので人数が少なくて残念でしたが)

病院を出た時に不意に頭に浮かんだのが「刑務所とか出所する人もこんな気分なのかな?」という妄想でした

とにかく、2ヵ月間この病院という施設から出れなかったので。全てが新鮮。そして嬉しさがほとんどだけど少しの不安もあります。

タクシーで自宅に帰ってきたけど、なんか凄く違和感を感じました。本当に自分の家ってこんな感じの配置とかだったかな?とか。

新しいスタート

2カ月間の闘病で、抗がん剤による薬物治療、そして放射線治療を経て無事に入院生活は終わりました。

ただ、これで完全に終えたのかというとそうとは言い切れません。

まずは2カ月くらいあとに病理検査で、本当に悪性新生物が消えているかの確認という重要な検査があります。

そして、まだ喉の痛みや味覚を取り戻すのに時間が掛かりますし、てんかんという新たな脅威とは今後ずっと付き合っていくこととなるでしょう。

体力も低下しているだろうから、どんなペースで回復していくのか?どんなペースで仕事に復帰していけるのか?

不安はあります。でもそれ以上に今回得られた経験を元に色んな人のお役にもっとたてるように頑張ろうと思っています。

今後もまた色んな情報を発信していこうと思います

闘病生活のブログを読んでくださった皆様、お付き合いくださりありがとうございました!

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